骨董品

骨董品とは、製造時点から100年以上経過した工芸品・美術品のことを指します。
一口に骨董品と言っても、絵画、掛け軸、焼き物、茶道具、刀剣などさまざまな種類がありますが、これらの品物の価値は大きく分けて4つの要素で決まります。
まず、作品自体の希少性や知名度。現存する数が少なく、優れた作品であると評価されている物は価値が高いと言われています。
また作者の知名度で判断されることもあります。人気の作家や世の中で話題になっている作者でしたら、おのずと作品も注目を集めます。
そして制作された年代も重要な要素の一つです。骨董品は制作された年代が古いほど価値が上がりますので、製作年代が記載された証明書などをお持ちであれば確認することをおすすめします。
最後に、作品の保存状態も価値を左右する大切なポイントです。
いくら高名な作家の作品であっても、保存状態が悪ければ美術品としての評価が難しい場合があります。しかし物によっては傷や錆を含めて作品として評価されることがあり、それらは専門家でないと判断が難しい部分となります。まずは一度、知識のある専門店へ査定に出すことをおすすめいたします。
昨今、骨董品市場は日本文化に興味がある海外の方や富裕層の資産として需要が高まっており、市場規模は安定して拡大傾向にあります。需要増に伴い価値も上がり続けておりますので、今が骨董品の売り時と言えます。

骨董品の買取リスト

ここだけは押さえたい！
査定額UPの秘訣

骨董品を
高く売るための
3つのポイント！

1. 付属品も一緒に査定に出す

査定に出す品物の付属品(保存箱,鑑定書など)がお手元にある場合は、必ず一緒に査定にお持ちください。
それらの付属品は作品の真贋を行う上で大切な要素となるため、査定の価格に大きな影響を与える可能性があります。
もちろん、それらの付属品がない場合でも品物自体に十分な価値がある場合もございます。まずは一度査定員までご相談下さい。
2. 保存状態の確認

前述のとおり、骨董品は保存状態によって価値が左右されます。
ホコリを被っている程度でしたら優しく落としていただくのが良いですが、綺麗にするために行ったことが傷や劣化を招く可能性があります。その場合は無理に触らず査定にお持ちください。
また、品物によっては「残欠(ざんけつ)」と呼ばれる欠け自体が価値を高める要素となっている場合がございます。
無理に修復することはせず、そのままの状態でお持ちください。
3. 売る時期を見極める

時期によって需要が変動する品物の場合、季節で買取価格が上がる可能性があります。
例えば茶道具であれば秋の茶会シーズン前に需要が上がりますので、夏～秋頃は買取価格が上昇傾向にあります。掛け軸なども描かれているものが特定の季節を表現した作品でしたら、その季節が売り時と言えるでしょう。
売却時期を変えるだけで価格が変動する可能性がありますので、より需要が高まる時に査定に出すことをおすすめします。