陶磁器の買取ならおきがるや

陶磁器とは、土や石をこねて焼いたものの総称で「焼き物」とも呼ばれています。
現代においても生活に欠かせない必需品ですが、その歴史は長く、中国・江西省の仙人洞では紀元前18,000年頃の壺の破片が発見されています。
その後も人類の発展と共に大陸を伝って陶器の使用が世界中に広まっていったと考えられており、日本でも縄文時代に「縄文土器」と呼ばれる焼き物が作られ、時代が進み稲作が始まると生活の道具として機能的な形へ変化していきます。
その後釉薬の技術が唐から伝わると、日本でも盛んに美しい色彩の陶磁器が生まれ、「六古窯(ろっこよう)」と呼ばれる瀬戸、常滑、信楽、越前、丹波、備前で陶器の生産がはじまり、生活のための陶磁器だけでなく美術品としても発展を遂げます。
また室町時代～安土桃山時代に茶の湯の文化が広まったことも陶磁器の発展の要因になりました。「詫び寂び」の精神に基づいた日本独自の美意識で作られた陶磁器は、海外でも評価を受けるようになります。
そして日本のみならず、それぞれの生活様式で独自の進化を遂げた陶磁器が生まれます。現代ではマイセンやロイヤルコペンハーゲン、ジノリなど、様々なブランドが世界中で愛されています。
工場製の製品が溢れる現代において、芸術性を追及した陶磁器は改めて評価され世界中で需要が高まっています。お手元にある陶磁器も、意外な価値があるかもしれません。

骨董品の買取リスト

ここだけは押さえたい！
査定額UPの秘訣

陶磁器を
高く売るための
3つのポイント！

1. 作家や産地を確認する

陶磁器の中でも高価買取になりやすいものがあります。
例えば人間国宝などの作家が手がけた作品や、有名産地の工芸品などはその希少性や芸術性の高さからコレクターからの需要も高く、高値で取引されております。
作品の裏底や側面などに「銘」や「花押」が入っていないかを一度ご確認いただくと良いでしょう。保存状態にもよりますが、高額買取に繋がる可能性があります。
2. 付属品がある場合は揃えて出す

ティーカップやお皿のセットは、付属品が揃っている事がポイントになります。
お手元に箱や説明書等がありましたら、揃えてお持ち頂く事で査定額がアップする可能性があります。
また、同じ柄や同じテーマの食器類はまとめて査定に出すことをお勧めします。陶器類は非常に薄く欠けも起こり易いので、無理せず店舗に持ち込みをせず、出張買取を依頼する事をお勧めします。おきがるやでは、出張買取も承っておりますのでお気軽にお問い合わせ下さい。
3. 状態を確認する

陶器はヒビや欠けがあると価値が下がりますので、なるべく良い状態で売却する事が重要です。
保管時は直射日光や過度な湿度を避け保存しましょう。そうすることによって、紫外線による外箱の劣化やカビの発生などを防ぐ事ができます。
また清掃やメンテナンスを定期的に行うことをおすすめします。汚れやほこりを落とすだけでも査定額がアップする事がございますので、日々のメンテナンスを心がけましょう。