レアな10円玉の年号や高価買取のポイントをご紹介
お役立ちコラム
中には数万円の価値が付くものも!レア500円硬貨のご紹介

普段から使用する事も多い500円硬貨。
実は、物によっては額面の数十倍もの価値が付く「レア硬貨」が存在します。
「なぜ額面より高い価値が付くの?」
「どんな500円硬貨がレア硬貨なの?」
こちらの記事では、そんな疑問に対して詳しく解説いたします。
もしかしたら、あなたのお財布の中の500円も稀少な価値を持つレア硬貨かもしれません。
1.レア硬貨とは?
そもそも、なぜただの500円玉が額面以上の価値を持つのでしょうか。
それは、主に下記の理由から稀少とされているからです。
・発行枚数が少ない
硬貨の発行量は一定ではなく、その年によって変化します。
デザイン変更のタイミングや出回っている硬貨の流通量の関係で、製造数が少なくなり、おのずと希少価値が上がる硬貨が存在します。
・限定的に発行された記念デザイン
国家的な出来事を記念して発行される、“記念貨幣”と呼ばれる貨幣が存在します。
有名なものですと、「天皇陛下御在位六十年記念硬貨」や「南極地帯観測50周年記念500円硬貨」などが存在し、中にはその稀少性から額面以上の価値が付く硬貨が存在します。
・製造ミス(エラーコイン)
エラーコインとは、貨幣の製造工程においてなんらかのミスが発生し、通常とは異なるデザインや形状で完成してしまったコインのことを指します。
本来、エラーコインは流通前の検査で除外されることがほとんどですが、まれに市場に流通することがあります。
それらはマニアの間で人気があり、高額で取引されることも珍しくありません。
2.500円以上の価値がある500円硬貨のご紹介
それでは、額面以上の価値がある代表的な500円硬貨についてご紹介いたします。
昭和62年(1987年)白銅貨
発行枚数:約277万枚
推定市場価値:約1,000~2,500円
通常1,000万枚以上発行されることが多い500円硬貨の中でも、昭和62年は極端に発行枚数が少なく、コレクターの間では「特年」として扱われています。
また一般流通がほぼなかったため未使用品の入手が困難で、備品であれば1,000円以上。完全未使用品であれば2,000円を超えることもあります。
地方自治体施行60周年記念500円貨幣
発行年:2008~2016年
推定市場価値:約1,700~8,500円
47都道府県毎の各県の名所や文化をモチーフにしたデザインで、プルーフ仕様(鏡面仕上げ)も存在しています。
都道府県によって発行枚数が異なり、特に人気の高い東京や京都などは高値が付きやすい傾向にあります。またプルーフ仕様は造幣局のセット販売のみです。
47都道府県コンプリートセットは数万円以上で取引されることもあります。
中部国際空港開港記念500円銀貨
発行年:2005年
推定市場価値:1,870~2,200円
発行枚数はわずか5万枚。造幣局の記念セットとして抽選販売され、倍率は47倍という人気ぶりでした。
通常の500円硬貨とは異なり、純銀(SV1000)素材でサイズも直径28㎜と大きめです。
表面のデザインは機内から見た中部国際空港、裏面は旅客機と中部地方の地形が描かれています。
エラーコイン(500円硬貨)
特徴:状態により異なる
推定市場価値:数百円~数万円
上記でも記載した通り、エラーコインとは製造過程の中でなんらかの不備が発生し、たまたま市場に流通してしまった規格外の硬貨のことを指します。
デザインの角度がズレている「角度ズレ」、穴の位置がずれている「穴ずれ」など、通常では見られない不備から稀少価値が高く、マニアの間で人気を集めています。
500円硬貨で有名なエラーコインは、側面のギザギザ部分が不規則であったり、欠けているものが有名です。
また、表と裏の刻印の角度がずれている傾打(ズレ)エラーや、刻印にズレや欠けがあるエラーコインなど、種類は様々です。
ズレや欠けが極端なものほど人気が高く、中には数万円の値が付くものもあります。
エラーコインは肉眼で分かるものもあれば、ルーペで見なければ分からないほど微細な違いもあります。
ご自身で判断に迷う500円硬貨があれば、信頼できる買取店で一度査定を依頼してみましょう。
3.レアな500円硬貨を高く売るコツ
もしお手元に上記のような500円硬貨がある場合、売却することをおすすめします。
しかし、稀少価値の高い品物であっても、扱い方を間違えてしまうと価値が下がってしまう恐れがあります。
少しの工夫で査定額がアップする可能性がありますので、お試しください。
① 保管方法を工夫する
レアな500円硬貨は綺麗な状態であればあるほど高額買取が期待出来ます。
直接手で触れることを避け、極力布手袋などを使用しましょう。
また保管時は硬貨専用のケースやスリーブに入れ、直射日光や高温多湿を避けた場所に保管しましょう。
汚れが目立つ場合は柔らかい布で拭き上げるだけでも印象が変わりますので、査定に出す前に綺麗にすることをおすすめします。
② 付属品を揃えて査定に出す
購入時に付いていた外箱や証明書が揃っていると、買取時の評価が高まり、査定額がアップする可能性があります。
造幣局のケースなどがお手元にありましたら、一緒に査定に出しましょう。
③ まとめて査定に出す
同じシリーズの500円硬貨は、まとめて査定に出すことで査定額がアップする可能性があります。(※地方自治法記念硬貨47都道府県セットなど)
同じシリーズの硬貨を複数お持ちの場合は、まとめて査定に出しましょう。
4.まとめ:迷った場合は「おきがるや」へ
額面以上の価値がある500円硬貨について、いかがでしたでしょうか?
普段、生活の中で目にする機会が多い500円硬貨も、少しの違いで額面以上の価値になります。
もしかしたら、お手元にある500円玉も信じられない程の価値がある品物かもしれません。
レアコインの査定は専門的な知識を持っていないと難しいため、判別が難しいものは信頼できる業者へ査定を依頼することをおすすめします。
おきがるやでは、長年の経験から豊富な知識を持った査定員が一点一点丁寧に査定を行っております。
ぜひお気軽にご相談下さいませ。
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